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2024/05/18 22:40 |
すもも健身茶

今日は、仕事が休みだったので少しは原稿を……と、思い、ファミレスに行ったのですが(家にいると色々と誘惑が多くて原稿に集中できないので(苦笑))、そこのドリンクバーで見つけた一品。
最初は「李」と表記されていなかったので、見逃していたのですが、ティーパックのところに『すもも健身茶』というものがありました。「すもも」ですよ! もちろん、速攻で取って飲みましたよ! 表記してある内容としては、中国茶にすもものフレーバーをつけたものらしいです……というか、中国茶ってずいぶんとアバウトな! あと、コレスレロールが気になる方にとあったので健康にもいいのでしょう。飲み口はあっさりしてて飲みやすいですね。香りもいいし。ウーロン茶よりは口当たりはいいと思います。(個人差もあるとは思うけど)でも、そもそも中国茶ってどういうものなのか、いまいちわからないのでなんともいえないけれど、癖はそんなにない味でしたね。(でも、普段癖のある我が家オリジナル(?)のお茶を飲んでいるので、標準のお茶の味というのがいまいちよくわからないのですが……)
ここは私が行くファミレスの中では、ドリンクが充実している場所なので、もともとお気に入りだったのですが、更にお気に入りになりました。(単純)
割引券も手に入ったので(¥50だけだけど)有効期限内にまた行こうと思います。

そんなこんなで、妙にテンションがあがってしまい(笑)原稿どころじゃなかったです。
なんかね、別の話というか会話が思い浮かんでしまって。

とりあえず、その「すもも健身茶」を見て、浮かんだネタ。
ですが、かなり楸瑛が酷いことに……。
なので楸瑛が好きな方はご注意ください。(汗)
あくまでも愛ゆえの仕打ち(可愛い子ほど虐めたいというやつ)ですので、嫌いではないんですよ。と、いうかバカにしているのでもありません。

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「絳攸、このお茶、すももの味がするらしいね」
「ああ、そうらしいな。香りがいいと聞いて買ってみたんだが……知っているのか?」
 突然の楸瑛の言葉を怪訝に思いながら何かを考えながら、絳攸が言う。
 場所は、吏部侍郎室。現在は絳攸の私室でもある。
 吏部は急がしくて、それこそお茶を飲む時間すら取れないことも多いが、それでも忙しさに忙殺されるようではダメだと思い、少しでも余裕が取れたときにはお茶でもと思い、準備してある。
 もっとも実際にそれを使うことはほとんどないのが実情ではあるが。
 そして、楸瑛が指し示したお茶は、李の香りがするのだと茶屋の主人に聞き、黎深が李が好きだというのを聞いていた絳攸は迷わずにそれを購入していたのだ。機会があれば、それを入れてあげようと思いながらも、まだその機会は訪れていない。
「もちろん。すももは私も好きだしね」
「そうか。それなら入れてやろうか?」
 黎深にと思っていたのは確かだが、その機会が来る前に、そのお茶がどういうものなのかを絳攸は知ってしまい、それ以降は黎深に入れようとは思わなかったので、楸瑛の言葉は丁度よかった。
「それなら、是非入れてくれないか。すももは私好みなの味なのでね」
 楸瑛が嬉しそうな笑みを浮かべた。よほど飲んでみたかったのだというのが、その様子から伺える。
 絳攸は思わず楸瑛をじっと凝視した。
「お前もそろそろ気にする年齢だったのか?」
「は?」
「だから、健康。やはり最近は主上付きということで、鍛錬をおろそかにしていたのかもしれないな。将軍でもあることだし、それなりに剣が使えても身体が重くなっては無理だからな」
「……絳攸、何を言っているんだい?」
 楸瑛は絳攸の言っている意味がわからないらしく、問いかけてくる。またいつものように揶揄するつもりなのかと、その表情をじっと見つめるけれども、どうやら本当に楸瑛は意味がわかっていないようだった。
「このお茶が飲みたいんだろう?」
「ああ」
 絳攸の問いに、間髪いれずに返答をする楸瑛。
 その一瞬後、沈黙が落ちた。
 溜息のように息を吐きつつ、絳攸が説明をする。
「このお茶は、血液のこれすてろーるとかいう成分を下げる働きがあるそうだ」
「それは一体……」
「なんでも、これが増えてくると、太るらしいぞ。お前もそろそろ中年太りとか気にする頃なのかと思ってな。しかもそんなひらひらとした服を着ているから、普段は目立たないのか……」
 絳攸が黎深に入れることをしなかった理由はそれだ。下手に黎深に入れて持っていっ他利したら、嫌味の一つで済めばいいが、それぐらいで済むはずがないということは今までの経験上、良くわかっている。滅多に飲む機会がないお茶とは言え、全くないわけではないのだが、そのお茶をどうするかと悩んでいたところに、楸瑛が飲みたいと口にしたのだ。
 絳攸が丁度いいと思うのは、むしろ当然だ。
 そして、何かを納得したように絳攸は視線を楸瑛の腹部に向けていた。外見上は何も気にする必要はないと思うが、本人にはわからない悩みがあるのだろうと勝手に想像していたのだ。
 そして、絳攸の視線の先とその意味にようやく気づいたのか、楸瑛が弱々しく声をかけてくる。
「こ、絳攸?」
「何だ?」
「別に私はそんなつもりで、このお茶を飲みたいと言ったわけではないのだけどね」
 何かを焦っているかのような楸瑛の反応に、絳攸は珍しいと思う。
 絳攸にとって楸瑛は常に泰然としている印象があったぐらいなのだから、こんな様子は滅多に見られないだろう。
「そうなのか?」
「あたりまえじゃないかっ!」
 必死で否定しようとしている楸瑛の様子がおかしくて、絳攸は微笑した。
 そして、楸瑛にとっては天使のような笑みを浮かべながらも、絳攸はとどめの一言付け加えた。
「大丈夫だ。俺は口が重いからな」
 
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ごめんなさい。
本当に楸瑛は好きなんですよ! 大丈夫、メタボには程遠いと思ってますから。
そして、コレステロールが高いからといって、太るというわけではないというのもわかってますが、その辺は絳攸もまだ未知の内容ということでご容赦ください。(汗)
でも、なんとなく浮かんでしまったネタだったので。
とりあえず、彩雲国ではコレステロールという言葉はないだろうと思うので、ひらがな表記にしてみました。(苦笑)

こんなものを書くよりも、もっとまともな話を書けば、textも更新できるんですけれどね~。(苦笑)

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2007/06/28 21:48 | Comments(0) | TrackBack() | SS

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